概要

SAIC OIMT(Oversea Intelligent Mobility Technology)は、年間生産台数700万台以上を誇る中国最大で世界7位の自動車メーカーSAIC Motorが出資する、自動車向けソフトウェア開発企業です。SAIC Motor UKの子会社MG Carsは、伝統ある自動車ブランド「モーリス・ガレージ」を再デザインしたモデルを販売。ミレニアル世代をターゲットにした新シリーズでは、最先端のEVテクノロジーを採用した100%電気自動車を展開しています。

 

  • ターゲットとなるインド・タイ市場でのライブユーザーテストを成功させました
  • 2019年9月の自動車生産・発売に合わせて、新しいHMIデザインをオンタイムで納品しました
  • Starの新HMIデザインを採用したMG Carsのクルマが、現在インドとタイで走っています
  • 新設計のHMIは、欧州市場を含むMG社の全製品シリーズに導入予定です

アイデア

SAIC OIMTからStarに打診されたのは、車両のハードウェアを変更することなく、生産グレードのHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を5か月でデザイン・構築してほしいという難しい依頼でした。物理的なコンポーネントに触れることなく、すでに組み立て段階にある車両のデジタルUXを再設計しなければなりません。さらに複雑なことに、インドとタイの市場に対応したHMIにする必要もありました。

プロジェクト

プロジェクトの目標は、ターゲットとなる2か国の市場向けに、若者のデジタルニーズを満たすHMIデザインを作成することでした。そのためにはコネクティビティ、デジタルタッチポイント、スマートアシスタントなどトレンドのテクノロジーを取り入れる必要があります。インターフェイスは直感的で、クルマやMGブランドとユーザーとの感情的なつながりを高めるものでなければなりません。

また、グローバルに製品を展開するMGブランド全体のビジュアルデザインと調和したデザインにする必要もあります。

Starのチームは、まず市場トレンドと競合他社の把握からプロジェクトを開始。そして現場でアイデアを出し合い、カスタマージャーニーを分析して、核となるインタラクションのフレームワークを素早くプロトタイプ化しました。有望な3案のインタラクションコンセプトを作成した後、SAICのイノベーションチームと連携してビジュアルコンセプト作りに着手。両チームで6案の方向性を作り、内部でテストを行って、最終的に3案のデザインに絞り込みました。それを元にターゲット市場でプロトタイプを試すフィールドテストを実施。SAICが最終的なデザインの方向性を決定した後、Starのチームが車両の機能モジュールと作成した情報アーキテクチャに基づいて、詳細なビジュアルとモーションデザインを開発しました。

Starが最終的なUXフローを検証した後、UIキットをエンジニアが実装・開発。すべてのプロセスを経て、現在、新しいHMIを搭載したMG Carsの自動車がインドとタイで走行中です。

クライアントからの声

今回のプロジェクトで、Starチームは最高のプロ意識と創造性を発揮してくれました。Starがいち早く当社のビジネスに対応し、ターゲット市場を深く理解してくれたことは驚きでした。納品も指定した期限内に仕様通りに仕上げてくれました。ともに仕事ができたことをうれしく思っています」

Sheng Jie Huang氏
SAIC OIMT シニアプロダクトマネージャー

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プロジェクトスコープ

  • 市場・ユーザー調査
  • 対象ユーザープロファイル
  • UXワイヤーフレーム作成
  • 情報アーキテクチャソリューション
  • ビジュアルデザインコンセプト作成
  • インタラクティブコンセプトプロトタイプ
  • コンセプトユーザー検証
  • 詳細なUIデザイン
  • モーションデザイン
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